「ベルカンプみたいや」U-20日本代表MFミライモンスターの“足裏フェイント弾”が華麗すぎる!「美しい流れ」からの「見事な切り返し」で“初の3戦全勝”決勝Tへの画像
U-20サッカー日本代表MFの石井久継。 撮影/中地拓也

 現地10月3日(日本時間4日)、U-20ワールドカップのグループリーグ第3節が行われ、U-20日本代表が3-0でU-20ニュージーランド代表に快勝。股抜きパスを受けた石井久継が華麗な“足裏フェイント弾”を決めた。

 開幕2連勝で、すでに決勝トーナメント進出を決めている日本。第2節からスタメン8人を入れ替えたが、チームとしての勢いは継続した。前半21分にMF小倉幸成の左足のミドル弾で先制すると、後半19分にはボランチのMF平賀大空のシュートが相手のオウンゴールとなって2-0。そして後半37分、ダメ押しの3点目が生まれた。

 中盤の高い位置で石渡ネルソンがボールを奪取して、カウンター攻撃。右サイドの齋藤俊輔が持ち上がり、斜めにランニングした高岡伶颯がスルーパスに抜け出す。高岡はボックス手前でターンして相手DFと対峙すると、相手の股の間を通す技ありのラストパスを送った。

 このパスに石井久継が反応した。小学生の頃にテレビ番組『ミライモンスター』に出演して注目を集め、現在は湘南ベルマーレに所属する20歳のアタッカーは、ボックス内に走り込んだ後、そのままダイレクトでの右足シュートを放つ格好を見せてから直前でシュートキャンセル。足裏フェイントで深い切り返しを見せ、前に出てきた相手GKとカバーに入ったDFをかわし、最後は左足で冷静にゴールに流し込んだ。

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