古巣バルセロナ戦を前に「魔法のパス」炸裂! 久保建英の「美しい」ワンタッチパスでソシエダが初勝利!「こんなところにスルーパス出せるのすごすぎる」の画像
レアル・ソシエダに所属する久保建英。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 現地9月24日、スペイン1部ラ・リーガ第6節が24日に行われ、レアル・ソシエダが1−0でマジョルカを下して待望の今季初勝利。サッカー日本代表MF久保建英が絶妙なワンタッチスルーパスで決勝弾を演出した。

 開幕5試合を2分け3敗といまだ勝利がなかったソシエダ。本拠地レアレ・アレーナに同じく未勝利(2分け3敗)のマジョルカを迎えた一戦。開幕戦でゴールを決めた久保は、9月6日の日本代表戦(対メキシコ代表)で足首を捻挫した影響もあって、前節のベティス戦では見せ場なく後半21分に交代。この日はチームの勝利、そして自らの名誉挽回を誓い、4−3−3の右ウイングで2試合連続のスタメン出場を果たした。

 試合はソシエダペースで進む。だが、前半19分の久保の左足クロスからのチャンスもホン・アランブルのヘッドが枠外へ飛ぶなどチャンスを決められず、0−0で前半を終える。その均衡が後半開始早々の4分に破れる。

 ソシエダが左サイドで連動したハイプレスを仕掛け、相手の苦し紛れのパスをカルロス・ソレルがカットして前線へ。そしてミケル・オヤルサバルが落としたボールに久保が反応。前を向いた久保は、周囲の状況を冷静かつ瞬時に判断し、左足ダイレクトで左サイドのアンデル・バレネチェアへスルーパスを供給する。そして、ボックス内に侵入したバレネチェアが中央へ折り返し、最後はオヤルサバルが押し込んだ。

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