
7月11日、サッカー日本代表は韓国・水原市内で12日のE―1選手権・中国戦に向けて練習を行った。その試合後、FW山田新が闘争心を燃やした。
山田が「夢が一つ叶った」と語っていた、今回の日本代表選出。森保ジャパンに名を連ねただけでなく、8日の香港戦では後半から試合に出て、日の丸を背負ってのプレーも披露した。しかし、山田自身はチャンスに絡むことができず、デビュー戦は無得点に終わった。
11日の練習後に代表デビューの反響があったか尋ねれば、「はい、一応、連絡はたくさん来ましたけど、自分的にはまあ悔しいですし得点できなかったんで、次っていう気持ちでしたね」と、嬉しさよりも悔しさが勝るとした。同じポジションのライバルであるFWジャーメイン良は、同じ45分間出場して4得点。堂々たるデビュー戦だっただけに、「衝撃的でしたし、ちょっと取り過ぎかな(笑)」と笑わせながらも、「いい刺激ですし、自分がやることをやるだけ」と語る。
そして、「(次の試合は)ゴールで反響があればいい」と、残り2試合の中での結果だけを狙う構えだ。