■「挑戦できるチャンスだと思って移籍を決めました」
新体制発表の際、塩越は移籍を決断した理由について「ライバルチームからオファーをいただいて、自分自身のこれからのことだったり、今まで積み上げてきたものがどれだけできるか、挑戦できるチャンスだと思って移籍を決めました」とコメント。現状ではまだ「赤」のイメージが強いが、「自分自身は攻撃の選手。より多くの得点だったり、チームにいい流れをもたらせるようなプレーができたらと思っています」と「緑」ユニでの活躍を誓っている。
また、塩越の同僚だったMF猶本光も「赤から緑」の移籍を決断し、さらに三菱重工浦和レッズレディースを指揮していた楠瀬直木監督が「古巣復帰」の形で日テレ・東京ヴェルディベレーザを今季から率いる。優勝しながら進化するベレーザの中で、塩越がどのような働きをするのか。E-1選手権に出場する「なでしこジャパン」メンバーにも選出された、27歳の新たな挑戦から目が離せない。