
バイエルン・ミュンヘン女子チームに所属しているサッカー女子日本代表“なでしこジャパン”のMF谷川萌々子が決めた“衝撃ゴール”への反響が鳴り止まない。
欧州女子クラブ8チームが参加した7人制のサッカー(ソサイチ)の新設大会『World Sevens Football』が、現地5月21日から23日までポルトガルで開催され、バイエルン女子が優勝を飾った。その中で衝撃的だったのが、準決勝のパリ・サンジェルマン戦で決めた谷川のスーパーゴールだった。
15分ハーフの試合での後半6分、敵陣でのボールを奪い合った中で味方がボールをカットし、ダイレクトでの浮き球パスが谷川の元へ送られる。そのパスが後方にズレるも、谷川は右足アウトサイドでの華麗なトラップでボールをピタリと止める。そしてすぐに前を向いてゴールを見据えると、キックフェイントで寄せに来た相手DFの股の間を通してボックス内に侵入し、最後は左足での豪快なシュートでゴールネットを揺らした。
この谷川の圧巻のゴールの後も追加点を奪って準決勝を5−0で勝利したバイエルンは、決勝ではマンチェスター・ユナイテッドWFCを2−1で破り、初代王者に輝いた。そして谷川は大会通算4ゴールで得点王に輝き、大会MVPにも選ばれた。