
ゴールデンウィーク最終日の5月6日、各地でJ2リーグ第14節が行われ、ベガルタ仙台は2−1で藤枝MYFCに勝利した。その先制点となったDF高田椋汰の目の覚めるような豪快ミドル弾が話題となった。
本拠地キューアンドエースタジアムみやぎでの雨中の一戦。7戦無敗で自動昇格圏に浮上した仙台だったが、この日は序盤から押し込まれる展開となった。それでも守備陣が踏ん張ると、迎えた前半23分にカウンターから強烈な一撃が生まれた。
ゴールを決めたのは、右サイドバックの高田だった。日章学園高校、阪南大学、ブラウブリッツ秋田を経て昨季から仙台でプレーする24歳は、左サイドを抜け出した宮崎鴻から中央の真瀬拓海を経て届けられた丁寧な横パスに対して、右サイドのボックス外、ゴールまで約20mの位置からダイレクトで右足一閃。鋭い膝下の振りから凄まじい勢いのミドルシュートを放ち、相手GKの手を弾き飛ばしながらゴール右上に豪快に突き刺した。
高田は昨季J2リーグ第14節、同じ5月6日に行われた鹿児島ユナイテッドFC戦でも、雨の中で圧巻の右足ミドル弾を決めており、自身2年連続の“GWゴラッソ弾”を決めたことになった。