
チャンピオンシップ(イングランド2部)で優勝を飾ったリーズ・ユナイテッドが現地5月4日、サッカー日本代表MF田中碧を選手間投票によるクラブの年間最優秀選手賞と、ファン投票による年間最優秀ゴール賞に選出されたことを発表。その受賞に相応しい今季のプレーハイライト動画に、改めて感嘆の声が寄せられている。
J1川崎フロンターレから2022年6月にドイツ2部デュッセルドルフに移籍し、今季開幕直後にリーズに加わった田中は、レギュラー選手の負傷離脱を機にダニエル・ファルケ監督の信頼を得て定位置を確保した。以降、持ち前の技術とパスワーク、豊富な運動量と類まれなゴール嗅覚を存分に発揮してチームに不可欠な存在となり、リーグ戦43試合出場で5ゴール2アシストをマーク。勝点100でのチャンピオンシップ優勝と来季3シーズンぶりのプレミア昇格に大きく貢献した。
その働きぶりを最も感じていたのは周囲でプレーした選手たちと、スタジアムで田中のプレーを見続けたファンたちだった。その証として、クラブの年間最優秀選手賞に加えて、現地1月4日の第26節ハル・シティ戦での右足ミドル弾が年間最優秀ゴール賞に選ばれ、田中が“ダブル受賞”することになった。