■ファンは“本物”を確信!?
このヒュメットの先制弾で勢いに乗ったG大阪は、前半13分、同29分と鋭いカウンターから岸本武流が連続でゴールネットを揺らすと、同35分には中谷進之介のゴールが今季苦しめられたVAR判定の末に認められ、前半のみで4−0の大量リード。後半は集中力の高い守備で無失点のまま試合を終えた。
その中でヒュメットはゴールを決めた後も活き活きと後半27分までプレー。前半終了間際には中央ドリブル突破から今度は利き足の右足で強烈なミドルシュートを放ってゴールを脅かすシーンもあった。今年3月に来日するも、Jリーグのテンポの速いサッカーへの順応に苦しんだ期待の大型ストライカーの2戦連発弾に、ファンは“本物”を確信することになった。