J2仙台が大宮に3失点完敗も、試合後、サポーターが大きすぎる声援でチームを鼓舞。真瀬拓海は「完敗してブーイングされてもおかしくない状況だと思うんですけど……」と次戦の勝利誓うの画像
RB大宮アルディージャ戦でのベガルタ仙台の真瀬拓海 撮影:中地拓也
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 5月10日、J2リーグ第15節が行われ、ベガルタ仙台RB大宮アルディージャと敵地で対戦して0-3で完敗した。その試合後のサポーターの姿が選手の心を動かした。

 まさかの結末だった。序盤こそ仙台がいい流れで試合を進めたものの、分岐点となったのは前半16分。大宮のファビアン・ゴンザレスが先制ゴールを奪うと、一気に大宮ペースに。同31分にも失点を許してリードを広げられてしまう。
 後半には選手を入れ変えて挑んだものの、後半31分にさらに失点。結局、得点を決めることなく0-3で敗れることとなった。
 この試合の注目度は高かった。順位が入れ替わる可能性もある2位・3位対決ということで、2位の座を死守しようと、そして、首位・千葉にこれ以上離されまいと多くのサポーターが仙台から駆け付けていた。
 そのサポーターが試合後、大きな声でチャントを歌い上げた。ピッチ中央で整列する選手を鼓舞しようと、「TWISTED」を熱唱。サポーター前に挨拶に来る際まで、大きな声を張り上げた。

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