
J2のレノファ山口FCが、大人気アニメ作品をモチーフとしたコラボユニフォームを発表した。2年連続だが、着眼点を大きく変えたデザインに、大反響が巻き起こっている。
夏季などに、Jリーグの多くのクラブが期間限定の特製ユニフォームを制作する。さまざまな意匠を凝らした「作品」に、多くの人が魅了される。
山口は早くも今季の特製ユニフォームを発表した。山口県宇部市で行われている「まちじゅうエヴァンゲリオン」とのコラボユニフォームだ。
同市は、1995年に放送開始されたアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』の監督を務めた庵野秀明氏の出身地である。『エヴァンゲリオン』は劇場版などもつくられて今も多くの人に愛されており、宇部市は同作品と関連したイベントとして「まちじゅうエヴァンゲリオン」を開催してきた。
同イベントとレノファはこれまでもコラボしており、昨年には初めてエヴァンゲリオンをモチーフとした特別ユニフォームを制作していた。フィールドプレーヤーのユニフォームは、エヴァンゲリオン初号機をモチーフとしており、クラブのファンのみならず多くの人を魅了していた。
今年も引き続きコラボユニフォームがつくられることになったのだが、その着眼点は大きく変わっていた。今回は登場人物がエヴァンゲリオン搭乗時に着用する「プラグスーツ」をモチーフとしているのだ。
フィールドプレーヤーのモデルは、主人公・碇シンジが着用する青いモデルだ。これまでの山口にはなかった青がメインに使用されているのが新鮮だ。
GKモデルがイメージしているのは、人気キャラである式波・アスカ・ラングレーのプラグスーツだ。鮮やかな赤いユニフォームに、山口のGKが袖を通すことになる。