
ポーランド1部のレギア・ワルシャワが、元サッカー日本代表DF森下龍矢のプレー動画をSNSで公開した。日本でプレーしていた頃のイメージを覆すほどの成長ぶりに、驚きの声が広がっている。
現在、日本代表のメンバーのほとんどが、ヨーロッパでプレーしている。しかも、リバプールやバイエルン・ミュンヘンなど、各国のトップクラスのクラブに所属している選手も少なくない。
そうした状況で、森下は過小評価されていると言えるかもしれない。確かにプレーしているポーランドは5大リーグには及ばないかもしれないが、所属するレギア・ワルシャワは国内リーグ最多優勝を誇る名門だ。
森下自身も欧州の地で成長を続けている。もともとサイドバックやウィングバックとして左右を問わずにこなしていたが、現在では中盤中央やFWでもプレーしている。
プレー内容も変化しているようだ。FWでの起用にも応えているように、国内リーグだけで5得点4アシスト。カンファレンスリーグやポーランドカップも合わせると、今季公式戦で12ゴール11アシストと数字を残しまくっているのだ。
そんな森下を、レギア・ワルシャワが「誇示」した。イングランド・プレミアリーグのチェルシーが「Our Moi」(我らがモイ)とのコメントを添えて公開したエクアドル代表MFモイセス・カイセドのプレー動画を引き合いに、「Our Mori」(我らがモリ)として、森下のプレー動画をSNSにアップしたのだ。
もともとサイドで果敢な上下動を見せていた森下だが、この動画のプレーを見るだけでも成長していることが分かる。やはりタッチライン際での攻防ではあるのだが、パスを受けた際のボールの動かし方と、流れるようなターンであっと言う間に相手を置き去りにしてしまうのだ。