
3月25日、サッカー日本代表がサウジアラビア代表と対戦した。その試合後すぐに見られた熱血指導姿が話題になっている。
20日に行われたバーレーン戦ですでに森保ジャパンはワールドカップ出場を決めているが、まだ続く2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第8戦目として、埼玉スタジアムにサウジアラビアを迎えた。
この試合を翌日に控えた24日のトレーニングを三笘薫が緊急回避しており、この日、そのポジションに入ったのは中村敬斗。三笘のコンディションが心配されるとともに注目されていたが、心は熱く保たれたままだった。
というのも、試合中は長友佑都、谷口彰悟と活発に議論しながら観戦しており、さらに試合後には高井幸大にすぐに熱血指導を始めたのだ。それは、場内を一周している場面で、南側の観客席から西方向へと進む際に始まっており、そのまま手を使ってさまざまに指導。その時間が長く続いた。
現在20歳の高井は三笘薫と同じように川崎フロンターレの下部組織を経て、川崎フロンターレでプロデビュー。三笘は大学経由でトップチームに入るなど、2人が被っている期間はないものの、今回の練習期間中にも指導をするなど、その絆の強さを見せていた。