【最終予選・全試合スタメンの南野拓実が鎌田・久保につないだ勝利の布石(2)】先発でもゲームチェンジャーでも南野がチームにもたらすもの……その時点での最適を考えてプレーできる強みの画像
バーレーン代表戦でプレーするサッカー日本代表の南野拓実 撮影:中地拓也

「チーム全体で試合は決まると思っています。今日も交代で(鎌田)大地が試合を変えて、タケ(久保建英)が試合を決めましたけど、総力戦として僕らはレベルアップできている」

 南野拓実はここまで最終予選の7試合全てにおいてスタメン起用されているが、フル出場は7−0と大勝した中国戦だけで、残りは途中交代となっている。その中には日本がリードしていた試合もあれば、オウンゴールで失点したホームのオーストラリア戦のように、リードを許した状況で交代した試合もある。
 南野は「なんなら45分で替わることが最終予選でもありましたし、自分としては常にフルでプレーすれば、代わりに出てくる選手が試合に何かしら影響を与えてくれるという思いがあるので。僕だけじゃなくて、全ての選手がみんな自分の代わりのポジションの選手に対して、すごく良い意味で信頼してると思うし、そういうサイクルができてるのも、今、僕らがうまくいってる一つの要因じゃないかなと思います」と語る。

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