■「現役の時は御法度だったんですか?」

 一般人にとってはふつうの食事である『マクドナルド』が楽しみということで、投稿と同時に多くのコメントが寄せられた。
「浦和レッズの事考えながら食べればカロリーゼロです!!」
「現役時代は我慢してたんだろうねぇ」
「改めて本当に現役生活お疲れ様でした。色々な事や物を我慢してきたと思います。すごく立派です。」
「やはり現役の時は食べないのですか?」
「それだけ現役時代にストイックな食生活過ごしてきたという裏返し。今まで出来なかったことをこれからは思う存分楽しんでください!」
「選手の現役中のストイックさすごいよなあ」
「現役の時は御法度だったんですか?」
 内容は、ハンバーガー、ポテト、チキンナゲット、パンケーキが一つずつにドリンク2つという組み合わせだ。家族などと食べたのかは分からないものの、一人で食べるにはやや多い量である。
 アスリートにとって食事は命。それぞれの体に合わせて、また、シーズンの時期や練習量に合わせて献立や量、回数をコントロールしている。
 同時に、糖質と脂質については制限をすることが多く、揚げ物を一切、口にしない選手もいれば、糖質を米からは採るものの、小麦粉からは摂取しないようにしている選手もいる。そのため、プロスポーツ選手にとってファーストフードはかなりハードルが高いものと言える。
 宇賀神氏が現役生活にどのような食事を心がけていたかは分からないものの、この一枚が、プロの厳しさの一端を伝えたようだった。

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