J1の京都サンガF.C.が、来季着用する新ユニフォームを発表した。ホームへの誇りと思いが込められたデザインに、称賛の声が続いている。
京都は2025年シーズン、新たな地平を切り開いていく。2000年に初めてJ2降格が決まって以降、復帰してもなかなかJ1に定着できなかったが、今季の京都はすでに残留が決定。初めてJ2を戦った2001年以降では最長だった3シーズンを超え、来季は4年連続でJ1を戦うことになるのだ。
今シーズンも残すところあと1試合となり、クラブはすでに来季に向けた準備を進めていることだろう。すでに来季の契約を結ばない選手が発表されているのは寂しいことだが、裏返せば来季の京都に必要なポジションと人材が見えてきているということだ。
周辺の準備もぬかりない。12月5日には、来季のユニフォームが早くも発表された。
コンセプトは、京都という街の伝統と多様性だという。1stユニフォームの前面は大胆に4分割され、紫と黒が組み合わされている。これは京都の街を象徴する、「碁盤の目」であるという。
また、側面には京都の寺社に着想を得たデザインがなされている。エンブレムにもなっている鳳凰をデフォルメし、金色と赤で羽ばたく様子が表現されているのだ。