「これはぶち上がる」「泣けるで」降格圏脱出の京都・曺貴裁監督の“熱量ハンパない”試合前のロッカールームが話題!「熱すぎて泣く」「生粋のモチベーター」などの声の画像
京都サンガF.C.の曺貴裁監督 撮影:中地拓也

 連日の猛暑に負けない“熱さ”に満ちたJ1京都サンガF.C.試合前のロッカールーム映像に大きな反響が寄せられた。

 8月17日に敵地点ヨドコウ桜スタジアムで行われたセレッソ大阪戦でのこと。多くのサポーターが詰めかけた“関西ダービー”であることに加え、前節のアルビレックス新潟戦に0-2で敗れて再び降格圏の18位に後退した京都にとっては重要度の高い一戦だった。

 その試合前のロッカールームで、チームを率いる曺貴裁監督が口を開いた。「こんなに大勢のお客さんの前で(試合を)やるのは、サンガの歴史として当たり前じゃなかったよな。それをここにいるみんなと、これまでサンガにいた人で作って来たんだよ」。そして「俺が今、誰を思い浮かべたか!ファンティーだよ!」と控えGKファンティーニ燦の名前を出して声を荒げた。

 そして続ける。「何故だか分かるか?あいつだけ1回もリーグ戦のメンバーに入っていないんだよ!でもお前らのシュートを嫌そうな顔せず、何回受けてくれた!? それがチームだろ!」と語気を強めると「そういう選手がいるから成り立っているんだよ! ピッチに立ってる選手だけしゃないんだよ!」と訴えた。その後もチーム全員で戦う意味と必要性を説き、熱く、激しく言葉を重ねると、最後は「絶対今日勝とう! さぁ行こう!」と選手たちを奮い立たせた。

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