6月18日、川崎フロンターレがアルビレックス新潟戦(6月22日)に向けて豪雨の中で練習を行った。その後、完全合流していたファンウェルメスケルケン際が取材に応じた。
負傷の影響で戦線離脱していたファンウェルメスケルケン際が、この日、すべてのメニューを消化した。豪雨もあって軽いメニューだったものの、ヴィッセル神戸戦の前には完全合流していた様子。すでにゲーム形式でピッチにも立っているようで、「状態もいいので、自分的にはチームにまた力を貸せる状況にはなった」と話す。
そのヴィッセル神戸戦で川崎は、CBをできる長身の選手4人が最終ラインに並んでの新しい形を模索した。高さなどで強さを見せた一方、この試合では神戸の圧力もあってビルドアップではスムーズに行かない場面も見られた。ファンウェルメスケルケン際は、「フロンターレとして突き詰めていくものは変わらないので、自分が出たら推進力だったり球際だったりやれること、自分が見せてきたことをやりながら、良い潤滑油になっていければ」と力強く話す。
前へのパワーを出すことについてさらに、「ビルドアップで自分で剥がすプレーがまず自分の長所なので、いい形で中盤や前の選手にボールをつけてあげたい」と説明。
そして、「前を向いてプレーすることを相手は嫌がる。前を向いてどれだけ自分のチームメイトを生かしてあげられるかっていう部分は重要になってくる」とイメージを膨らませる。