現地時間の6月4日、サッカーU―19日本代表はモーリスレベロトーナメントの初戦としてU―21イタリア代表と対戦。一つ上の世代の欧州強豪国を相手に3-4で黒星スタートとなった。
そんな試合で気を吐いたのが、先発した塩貝健人だ。前半10分、そして同22分とイタリアが得点を重ねて日本は2点を追いかける展開となる。それでもまずは前半のアディショナルタイムに塩貝が1点を返して後半へと折り返す。
後半14分に日本は失点して再び2点を追いかける展開となるが、それでもまたも得点を決めたのが塩貝だ。同17分、イタリアが中盤でボールを回す中、佐藤龍之介が見事にカット。そのまま持ち上がると、相手DFと1対1の状況に持ち込む。
その際、反対からペナルティエリア内に持ち込もうとしたのが塩貝で、横パスを受けると、そのまま右に流すような形を作る。そして腰を見事にひねって右足を振り抜くと、鮮やかなにゴールネットを揺らしたのだ。
再び1点差とするが、同25分にイタリアがまたも2点差に。塩貝がその後、ハットトリックを決めて1点差に持ち込むが、試合はそのまま終了。4-3で終わることとなる。