「内田篤人はウッシー、町田浩樹はマシダ!!」カップ戦110年ぶりV貢献の町田浩樹の「現地呼び名」や愛されぶりの判明にファン感慨!「マシダ!」「愛されてるなー」などの声の画像
クラブのリーグ戦優勝に大貢献した町田浩樹 撮影/渡辺航滋(Sony α1使用)

 サッカー日本代表町田浩樹が、所属するベルギー1部サンジロワーズのカップ戦優勝に貢献した。クラブもSNSに多くの動画を投稿して称賛したが、その際に判明した現地での呼び名や愛されぶりの判明に、日本のファンが感慨の声を上げている。

 クラブの歴史に名を刻んだと言っていいだろう。現地時間5月9日、町田が所属するサンジロワーズがベルギーカップを制した。この日に行われた決勝のファイナルスコアは1-0。決勝ゴールを決めたのは、町田だった。

 アントワープとの決勝、0-0で迎えた前半アディショナルタイムに町田が大仕事を果たした。右CKの場面、キッカーが送ったボールはニアサイドに向かったが、最後に触ったのは町田。ニアで合わせたチームメイトのヘディングを、聞き足の左足で押し込んだ。試合は1-0のスコアのままで推移し、試合終了の笛を聞いた。

 サンジロワーズのカップ戦制覇は、1913-14シーズン以来であるという。3シーズン前には2部リーグでの戦いを強いられていたクラブのタイトル“奪取”に、スタジアムのみならずホームタウンのブリュッセルも沸いた。

 クラブはSNSにそうした街中の様子も含めて多くの写真や動画を投稿したが、欠かせない人物がいた。クラブにタイトルをもたらしたと言える町田である。

 先制点を決めて走っていったベンチ前で仲間にもみくちゃにされる動画、カップを満面の笑みで掲げる写真などが数多く投稿された。このファイナルの主役だったと言って差し支えない。

 そうした中で、動画では町田の名を声高に叫ぶチャントが聞こえてくる。そうした様子には、町田が現地に溶け込んでいる様子が現れていた。

「マシダ、マシダ! マシダ、マシダ!」。スタンドのファンは町田の名を連呼しているが、「マチダ」ではなく、「マシダ」と聞こえてくる。

 サンジロワーズの本拠地であるブリュッセルではフランス語とオランダ語が公式な言語とされている。ただしフランス語話者が大多数で、どうやら「Machida」の「chi」は、「シ」と発音されているようなのだ。

 クラブの投稿の中には、ロッカールームでの町田への称賛の様子も含まれている。仲間たちが町田のチャントを歌っているが、こちらではより明らかに「マシダ」と発音されている。

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