AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第1戦が5月11日に行われ、J1の横浜F・マリノスが横浜国際総合競技場にアルアイン(UAE)を迎え撃つ。横浜FMとしてクラブ史上初、日本勢として7クラブ目となるアジア制覇へあと一歩と迫った中、Jリーグ公式エックス(旧ツイッター)で公開された“煽り映像”が反響を呼んだ。
今大会の初戦でホームで黒星スタートとなった横浜FMだったが、その後に3連勝で巻き返し、最終的にグループGを4勝2敗の1位突破を果たすと、決勝トーナメント以降はハリー・キューウェル監督新体制となり、ラウンド16でバンコク・ユナイテッド(タイ)に2戦合計3−2の勝利。準々決勝では山東泰山(中国)を2戦合計3−1、準決勝では蔚山現代(韓国)をPK勝ちで下した。
横浜FMにとって、前身である日産自動車時代が1989-90のアジアクラブ選手権で準優勝して以来の決勝進出。Jリーグ発足後は5度のACL出場も4度がグループリーグ敗退(1度はベスト16敗退)と、アジアで勝てなかった歴史に終止符を打つチャンスが到来した。
それは日本サッカー界にとっても重要であり、注目の一戦。そこでJリーグの公式エックスが“煽り映像”を製作した。「これまで築いてきた栄光の数々 2024年、新たな歴史の1ページを」の文言とともに、横浜FMのこれまでのタイトル獲得の歴史を、歓喜のシーンとともに軽快な音楽と貴重かつ懐かしい映像の数々で振り返り、「頂点まであと一つ いざ、悲願のアジア制覇へ」と後押ししている。