スコットランド１部セルティックに所属するサッカー日本代表ＦＷ前田大然が現地時間２月１０日、スコティッシュカップ５回戦でゴールを決めた。そのゴール以上に、得点後の「セレブレーション」の様子が、ファンの注目を集めている。
前田が、セルティックファンに帰還の挨拶をした。ゴールこそが、グラスゴーのファンへの一番のお土産だった。
アジアカップに出場していた前田は、現地時間２月７日のスコットランドリーグ第２５節でチームに復帰。セント・ミレンとのスコティッシュカップ８強を懸けた一戦は、復帰２戦目だった。
リーグ戦に続いて先発した前田は精力的なプレーを披露。そして後半８分、「その時」はやってきた。
ボックス左からのクロスはファーサイドへと飛び、走り込んできたマット・オライリーのシュートはバーを叩いた。だが、詰めていた前田が押し込み、スコアを２－０とした。
問題は、その後だ。ゴールを決めた前田だが、喜ぶ様子はない。足を伸ばして当てただけのゴールが、不満だったのかもしれない。現地の実況も「前田の様子は……」と言った後、しばし言葉を見つけられずにいた。
