サッカーのアジアカップが開幕した。中東の力を示すオープニングセレモニーを見た人々からは、驚きの声が上がっている。
AFCアジアカップ・カタール2023が現地時間1月12日、カタールにて開幕した。大会名にもある通り、本来は2023年に開催される予定だったが、ホスト国の変更などを経て、年明けの開催が決まっていた。
大会には、予選を勝ち抜いた国など24チームが参加。AからFまでの8つのグループに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各グループ上位2チームと、3位になったチームのうち上位の4チームが決勝トーナメントに進出する。大会最多4度の優勝を誇る日本代表は、グループDに入った。
大会初日には、開催国のカタールが入るグループAの2試合が行われた。カタールはレバノン相手に3-0と快勝。一方、中国が初出場のタジキスタンと0-0と引き分け、早くも波乱の予感が漂った。
大会初日には、さらにサッカーファンの興奮を上げるものがあった。開会式のセレモニーである。
会場となったのは、決勝の舞台ともなるルサイル・スタジアム。2022年に開催されたワールドカップ・カタール大会でもファイナルの舞台となったスタジアムだ。
大会公式ホームページによると、過去最多となる8万2490人が集まり、オープニングセレモニーを目にしたという。大会の「公式エックス」(旧ツイッター)では、その様子が動画で公開された。
ピッチ、スタンド、屋根と、あらゆる場所がまばゆく輝き、大会の開幕を祝う。早送りで展開される動画の中で展開される様子は、まるで別世界のようだ。