
J3の奈良クラブが1月5日、2024年シーズンの新ユニフォームを発表し、その“奈良愛”溢れるデザインが話題となっている。
スローガンを「さらなる高みへ!」とした奈良クラブは、2024年シーズンへ向けて「私たちは、より一層“奈良一体”となり、皆さまと力を合わせて前に進んでいかなければなりません」と強調。これまでも「サッカーを通じて奈良の未来を共に創る」活動に取り組み、県内すべての市町村で地域住民の皆様と交流を図りながら、まちづくりやまちおこしに寄与していく「39市町村応援プロジェクト」を推進してきたが、今回、その39市町村のすべての名称をデザイン化し、ユニフォームに刻み込んだ。
その“刻み込み”の方法が実に斬新で、39市町村の名称を、古代に使われていたと言う文字を用いて『いにしえの印』のように図案化した。また、生地のベースには鹿や鳥、花、金魚などの様々なモチーフを円形に組み合わせた正倉院文様風の柄を全体に敷き詰め、奈良らしさを演出した。
カラーは、フィールドプレイヤー用の1stが「紺」、2ndが「白」。ゴールキーパー用の1stが「緑」、2ndが「紫」となっており、そのカラーリングも“古都感”に溢れている。