10月13日、J1セレッソ大阪と大阪府警が「安心・安全なまちづくり協定~あなたの安全 それが私たちのゴール」の協定締結を発表した。ヨドコウ桜スタジアムで締結式が行われた中、作成された『防犯啓発ムービー』が話題になっている。
この協定は、セレッソ大阪と大阪府警察が相互に連携、協働し、クラブのホームタウンをはじめとする地域住民が安心して暮らせるまちづくりの実現を目指すことが目的だ。犯罪被害防止、防犯意識をたかめるために、ポスターなどの作成に加え、SNSでの情報の発信、さらにスタジアムなどでのサポーター向けの防犯講習なども行われる予定となっている。
そこで注目を集めたのが、後悔された動画『防犯啓発ムービー』だった。登場するのはサッカー元日本代表の香川真司。ユニフォームではなく、ブラックスーツにノーネクタイという姿で「誰もが自分のゴールを目指すけれども その道に近道はない」という言葉から、ひとり語りを始めるというもの。用意されたセリフだが、それを感じさせない演技力を香川が披露しており、力強い口調と鬼気迫る真剣な表情、そして日焼けした顔とスーツ姿によって“本物の刑事”感を醸し出している。