現地時間10月7日、スコットランド1部リーグの第8節が行われ、首位のセルティックは、ホームでキルマーノックに3-1の快勝を収めた。この試合にスタメン出場したサッカー日本代表MF旗手怜央が奪った先制ゴールに対する称賛が続いている。
今夏に他クラブへの移籍報道があった中で最終的にセルティックに残留した旗手。故障もあって開幕5試合はベンチスタート(途中出場3試合)が続いた後、第6節からはスタメンに名を連ね、この日が3試合目だった。
その前半22分だった。中盤で味方の縦パスを受けて前を向くと、激しくプレスに来た相手を鋭い引き技での股抜きでかわす。そこから緩急を付けながらのドリブルで前進すると、ペナルティーエリア手前で一気にスピードアップ。自らシュートコースを作り出した後、正確な右足シュートでゴール左隅へ突き刺した。
今季2ゴール目を決めた旗手は、さらに前半33分に今季初アシストも記録。スーパーゴール以外でも優れたテクニックと機動力で特大の存在感を発揮した。10月4日に行われた欧州チャンピオンズリーグのラツィオ戦では、そのパフォーマンスに不満と批判の声が寄せられたが、そこから3日後の国内リーグ戦で自らの能力を改めて見せ付ける活躍を披露した。