川崎・瀬川祐輔が決勝点を決めたのが「ケントで良かった」と思ったワケ。「苦しいシーズン、いろいろ思うことがあったはずなので」と橘田健人を慮るの画像
ACL蔚山戦で先発出場した川崎フロンターレの瀬川祐輔 撮影:中地拓也

 ACL蔚山現代戦を振り返る川崎フロンターレ瀬川祐輔が苦笑いを浮かべる。

「“ああ!”って思いながら。でも、意図のあるシュートだったので」

 瀬川が振り返るのは、前半6分の決定機。山根視来が投げたスローインをレアンドロ・ダミアンがバックヘッドでそらし瀬川へ。裏を取った瀬川がGKとの1対1になった場面だった。強振した右足から放たれたシュートはニアポストをかすめ枠を外れた。

「ニア上を狙った技術ミスなので。あれは練習するしかないです」と振り返る瀬川は、「待てばよかったです、ボールを。早めに打っちゃったので」と悔しそうだった。序盤のシュートミスだっただけに、その後のプレーへの影響が気になったが、瀬川はすぐに切り替えて試合に集中。ピッチ内を走り回りチームを助けた。

 逆転負けの新潟戦からは中3日。10月3日に等々力にて行われたACL第2節の蔚山戦は、悪かった新潟戦からは想像できないような内容で進んでいった。その要因について瀬川は守備だと話す。

「新潟戦はやっぱ守備があんまりハマらない印象がたぶん選手全員があって」

 だからこの蔚山戦は前からのプレスをやり続けたのだという。

「どんなに遠くても遅れてても前の奴を消して行くっていう、つぶしに行くっていう強度の高い戦術というか、守備のはめ方だったので」

 それが前への圧力となり、蔚山を押し込んだ。

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