画像・写真:4戦連続ゴール中の「川崎17番」が終了間際に勝ち越し弾、直後のFKを「浦和10番」が決めて同点に! 激闘を制したのは【川崎フロンターレvs浦和レッズ】激闘PHOTOギャラリー 原壮史 J1 浦和レッズ 川崎フロンターレ Jリーグ ルヴァンカップ 2025.09.10 1戦目を1-1で終えた両者。今大会はアウェイゴールが適用されないため、2戦目を勝利した方が準決勝に進出する、というシンプルな状況での再戦となった。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 立ち上がりからチャンスを作り出したのは浦和だった。右サイドから早めに浮き球を入れ、川崎のラインの裏を積極的に狙ってゆく。しかし、隙を逃さなかったのは川崎。西川周作からダニーロ・ボザへのエリア内でのつなぎに脇坂泰斗が詰めてボールを奪うと、倒されてPKを獲得。エリソンが決めてスコアを動かした。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 追いかけることになった浦和は、右サイドの金子拓郎がドリブル技術の高さで攻撃をけん引。小森飛絢や松尾佑介にエリア内でのチャンスが訪れたが、決め切ることはできず、1‐0でハーフタイムを迎えた。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 浦和は後半開始から1戦目で得点を挙げた中島翔哉を投入。アタッキングサードで神出鬼没な動きをする背番号10の存在によって川崎は苦しめられたが、フィリップ・ウレモヴィッチ(写真)が危険なところをしっかりと防ぎ、大きく跳ね返したところをエリソンが強引にものにする、という形で両チームの得点の気配が漂う時間が続いた。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 浦和は72分に新加入のイサーク・キーセ・テリン(写真)を投入。すると元スウェーデン代表の助っ人はすぐさま結果を出してみせた。74分、金子が右からクロスを入れると、ウレモヴィッチの背後からテリンが長い足を伸ばして飛び込み、試合を振り出しに戻した。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 1戦目と同じく1-1になり、延長戦に突入する可能性が高まったが、試合は終盤に激しく動いた。88分、1戦目の90+5分に同点ゴールを奪っており、4試合連続ゴール中でもある絶好調の伊藤達哉(写真)が、対応に当たっていた浦和のダブルボランチに対してドリブルで間を外し、エリア外から右足一閃。ここしかない、というタイミングと軌道でゴールに突き刺した。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 決着にふさわしい見事なゴールだったが、これで終わりではなかった。直後のフリーキックで中島がこちらもここしかないコースに蹴り込み、浦和がすぐさま2‐2に。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 意地のぶつかり合いとなり、競り合いでのコンタクトが絶えない激闘は、延長戦に突入した。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 最後に上回ったのは川崎だった。西川がロングフィードをしようとしたところにラザル・ロマニッチが詰め、突如として川崎にエリア内のビッグチャンスが到来。大関友翔のシュートは西川がなんとかブロックしたものの、跳ね返ったボールは大関が回収し、駆け上がってきた伊藤にパス。仕掛けた伊藤が倒されると、レフェリーの笛が響いてPKとなった。宮城が決めきり、これが決勝点に。浦和が猛攻を続けたものの、川崎は足を止めずに守り、山口瑠伊も好守を続け、ついにタイムアップ。準決勝は川崎と柏、横浜FCと広島という組み合わせとなった。(20250907)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る