画像・写真:「何か起こるかなと思った」「イメージはできていた」元サッカー日本代表エースの2得点に絡む活躍で清水エスパルスが3連勝【FC東京VS清水エスパルス】PHOTOギャラリー激闘10連写 原壮史 2025.05.01 東京は25日に国立でガンバを相手に3-0で完勝。GWに合わせた連戦日程となっており、中3日でこの試合を迎えた。一方、清水は25・26日に試合がなく中8日。サウジアラビアでACLEの集中開催も行われるため、マリノスとの第12節を4月16日に前倒しで行ったためだ。そんな試合は序盤から清水のペースに。ワンタッチで前を向くことに積極的な清水に東京がファウル覚悟で食らいつく、という構図で進行していった。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 東京は3バックの左に安斎颯馬、左ウイングバックに遠藤渓太、2シャドーの左に北原槙(写真)、と左サイドに積極さを担うことができる選手を並べた。しかし、前半はそこが思うように機能しない。互いにフタとなってしまい、追い越しや連動で攻撃の核となることはできなかった。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 東京の攻撃はマルセロ・ヒアンへのシンプルなロングボール頼りとなりながらも、多くの決定機を作った。しかし、先制点は清水のものに。ペナルティエリア内でボールが流れると、クリアしようとした遠藤渓太よりも先に乾貴士がボールに触れ、足を蹴られる形でPKを獲得。「先に触ってしまえば、引っかけられたり蹴られたり、何か起こるかなと思った」という乾の目論見通りに得た機会を北川航也がきっちり決め、清水がリードして前半を終えた。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半も清水が主導権を握る。乾のクオリティをチーム全体で支えることで中盤から前線にかけて崩しを成功させていく。東京はクロスを増やして同点を狙うが、3バックの両サイドがなかなか前線と絡めず、あとひと押しが生まれない。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 79分には乾がゴール。ボランチと最終ラインの間でボールを受けて前を向くと、縦を切ろうとした岡哲平の股を抜いてコースを作り、右足を振り抜いた。懸命に対応した岡に当たって軌道が変わったシュートはネットを揺らし、2点差に。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 「股を抜くイメージはできていた」と、またも乾が狙い通りに得点に辿り着いた。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 東京は佐藤恵允(写真左)や俵積田晃太が持ち味の強引さを発揮して反撃を続けるが、清水はチーム全体が運動量で負けずに対抗する。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) しっかりと守りきり、完封勝利を収めた。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 清水はこれでリーグ3連勝。秋葉忠宏監督は、Wサムズアップでサポーターと喜びを分かち合った。5位に浮上したチームは、次は国立競技場をオレンジに染める。(20250429)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る