12月23日、レアル・ソシエダが公式インスタグラムに1本の動画を投稿し、その内容が反響を呼んでいる。
5つの言語で「メリークリスマス」と書かれたこの投稿は、少女が西和辞典を持つところから始まる。少女はそれを手にして、日本語をノートに書きだして勉強。さらに、ベッドの上やソファーの上でも勉強を欠かさない。
人気ゲーム『ポケットモンスター』のピカチュウの帽子を被り、部屋には初音ミクのぬいぐるみを飾る親日ぶりで、「TOKYO」と書かれたトレーナーを着ながら日本語を学んでいく。そして、冷蔵庫の中に入っている食材に、日本語での名前を書いた付箋を貼っていく。
それと同時に彼女が描くのは、一人のプロサッカー選手の姿。レアル・ソシエダのユニフォームを着たその人物は、サッカー日本代表・久保建英だ。
そして、映像はピッチ上の久保建英へと切り替わる。この日本代表に、スタッフからクリスマスカードが渡される。そこに書かれているものこそ、少女が描いた久保のイラストと、日本語でのメッセージなのだ。彼女は、久保にクリスマスカードを送るために、日本語を勉強し、日本の文化に触れていたのである。
それを受け取った久保は、彼女に返事を書く。自宅でクリスマスカードを受け取った少女は大喜び。部屋にそれを飾るところで、動画は終わる。