3月15日、オーストラリアで開催中の女子アジアカップの準々決勝で女子日本代表“なでしこジャパン”が7-0でフィリピン女子代表に大勝してベスト4進出を果たした。その中で待望の代表初ゴールを決めたMF松窪真心に、多くの祝福と賛辞が送られた。
今大会のグループリーグ3試合を17得点無失点と格の違いを見せ付けて全勝突破したなでしこジャパン。この日も相手を寄せ付けず、先制点こそ前半45分と遅かったが、その後は怒涛のゴールラッシュを見せた。その試合で後半12分からピッチに立ち、今大会初出場したのが松窪だった。
そして後半22分、待望のゴールが生まれる。右サイドから藤野あおばがドリブルで仕掛けると、ボックス内で、松窪が体をゴールに向けながらパスを呼び込む。パスを受けた瞬間、2人のDFに挟まれて体をぶつけられる形となったが、倒れることなく細かいボールタッチで前進。3人目のDFを鋭く剥がし、滑り込みながらの右足シュートで“ニア上”を抜いてゴールネットを揺らした。
現在21歳の松窪は、抜群のアジリティとシュート技術を武器に、2025年にアメリカの女子プロサッカーリーグ(NWSL)で日本人初の年間最優秀MFに選ばれるなど、世界的にも注目されているアタッカーだ。だが、なでしこジャパンでは代表通算10試合(スタメン4試合)に出場しながらもノーゴールだった。今大会ではグループリーグ3試合は出番なし。誰よりも「ゴール」を欲していた松窪は、ゴールネットが揺れた直後にピッチに座り込みながら両手ガッツポーズで喜んだ。













