
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが、新シーズンに着用するサードユニフォームを発表した。そのデザインもさることながら、所属するサッカー日本代表選手がモデルに起用されたことで、日本のファンからさらなる歓声が上がった。
新シーズン開幕が近づき、ヨーロッパの多くのクラブが準備を最終段階へと進めようとしている。ドイツは現地時間8月22日に、開幕戦を迎える予定だ。
そのフライデーナイトの特別な一戦をホームで迎えるのが、バイエルンだ。2023-24シーズンは3位に終わったが、バンサン・コンパニ監督を迎えた昨季は、見事にリーグタイトルを取り戻した。
8月に入り、開幕に向けての準備がさらに進んだ。UEFAチャンピオンズリーグで着用するサードユニフォームを発表したのだ。
すでにホームユニフォームが発表されていたが、評判はあまり芳しくなかったようだ。クラブカラーである赤をベースにして、首元などに白を用いて「M」の文字が浮かび上がるデザインにしたのだが、あまりスタイリッシュだとはとらえられなかったようだ。
そのリベンジなのだろうか。サードユニフォームはかなりオシャレだ。
黒をベースに、左胸には1920年代のエンブレムがオフホワイトでデザインされ、鮮やかに浮かび上がる。襟と袖には緑と赤が用いられ、シックに全体を引き締めている。
このデザインは世界中から好評だが、さらに日本のファンには見逃せない部分がある。クラブのSNSで発表されるにあたり、所属するサッカー日本代表DF伊藤洋輝がモデルを務めたのだ。
2021年からドイツで戦い始めた伊藤は、昨夏にバイエルンへと大きくステップアップ。ただし、ケガに泣かされ、最初のシーズンはほとんど試合に出場できなかった。