「久保くんすげぇ」J2水戸の“じゃないほうの久保”が決めた驚愕の約50m長距離弾が話題「信じられないスーパーゴール」「今月のJ2ベストゴール候補」の声の画像
水戸ホーリーホックの勢いが止まらない! 撮影/中地拓也

 7月12日に行われたJ2リーグ第23節、水戸ホーリーホック対カターレ富山の一戦で生まれた驚愕のロングシュートが話題を集めた。

 ケーズデンキスタジアム水戸で行われた一戦。立ち上がりから激しいプレスで相手の自由を奪って試合の主導権を握った水戸は、後半11分に齋藤俊輔が先制ゴールを奪うと、同19分にも再び齋藤がゴールネットを揺らして2−0とリードを奪う。そして迎えた同34分だった。

 富山の最終ラインがハーフウェーライン付近でボールを回すも、パスが短くなる。そのミスにFW久保征一郎が素早く反応すると、そのままセンターサークル内から右足を大きく振り抜いてのロングキック。高く舞い上がったボールは、大きな弧を描きながら相手ゴールを襲うと、富山GK田川知樹が伸ばした手を弾いてゴールに吸い込まれた。

 久保は2001年6月22日生まれの現在24歳。FC東京U-18時代は、2001年6月4日生まれの久保建英と同期で、“じゃないほうの久保”と言われることも多かった。その中で「セイイチロウ」の久保は、法政大学を経て2024年に水戸に加入すると、2年目の今季は途中出場が主ながら存在感を発揮。この日決めた今季4ゴール目は「タケフサ」の久保にも劣らない、才能あふれるスーパーゴールだった。

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