
現地5月18日、イングランド1部レスター・シティの本拠地キング・パワー・スタジアムでかわされた元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと岡崎慎司氏の抱擁シーンに大きな反響が集まった。
プレミアリーグ第37節が行われたこの日、レスターはイプスウィッチ・タウンと対戦して2−0で勝利した。その試合にスタメン出場し、見事な抜け出しからの股抜き弾でクラブ通算200ゴール目を決めたのが、クラブの生けるレジェンドである38歳のヴァーディだった。
チャンピオンシップ時代の2012–13シーズンからレスターに在籍しているスピード豊かなストライカーは、2015-16シーズンに24ゴールを挙げてプレミアリーグ制覇を果たした。その後、“ミラクル・レスター”と呼ばれた優勝メンバーたちが次々と他クラブへ移籍し、さらに現役引退を決断する中でもレスターで活躍を続けたヴァーディだったが、先月24日についに13年間過ごしたクラブからの今季限りでの退団を発表。この日が本拠地ラストマッチとなった。
そのヴァーディのレスターでの“最後の勇姿”を見届けるために集まったのが、元チームメイトたちであり、献身的な動きでヴァーディを支えた岡崎だった。後半35分に万雷の拍手の中でピッチを後にしたヴァーディは、かつての盟友たちと抱き合い、そして岡崎とも笑顔で抱擁をかわした。