
4月5日、J2リーグ第8節が各地で行われ、ジェフユナイテッド千葉がホームに水戸ホーリーホックを迎えて対戦。2-1で勝利した中で、その先制ゴールが称賛されている。
首位で迎えたこの試合に駆け付けたサポーターの数は1万2159人。その観客をすべからく驚かせたのが前半24分の場面だった。
公式戦で連敗して迎えたこの試合で、千葉はカルリーニョス・ジュニオが初先発するなど新たなチャレンジをしながら試合に入ったが、立ち上がりから水戸がボールを保持する形に。イヤな空気も流れる中でそれを打破したのが左CKだった。
キッカーが蹴ったボールは、ゴールから離れるようにして弧を描くと、水戸の選手によってはね返される。ペナルティアークから外に向かってボールは2バウンドするが、そこで待ち構えていたのが高橋壱晟。歩幅を合わせて右足を振り抜くと、ボールは文字通り弾丸となってゴールに一直線。伸びるようにして速度を増すシュートは、左上の隅を射抜いてそのままネットに突き刺さったのだ。