「レアルマドリー相手にコレは楽しみだ」マジョルカ浅野拓磨の裏抜けからの“ミリトン&メンディ”突破シーンに脚光!「浅野が危険な存在になってる〜」と沸くの画像
ラ・リーガデビュー戦で好プレーを見せたサッカー日本代表の浅野拓磨 撮影:中地拓也

 現地8月18日、スペイン1部ラ・リーガの開幕戦が行われ、サッカー日本代表FW浅野拓磨が加入したマジョルカは、ホームでレアル・マドリードと対戦し、1-1の引き分け。スピード溢れる“ジャガー”のチャンス演出シーンが脚光を浴びた。

 長くプレーしたドイツを離れてラ・リーガ初挑戦となる浅野は、プレシーズンマッチから存在感を示し、ジャゴバ・アラサテ新監督の信頼を確保。今夏にフランス代表FWキリアン・エムバペを加えた昨季王者との開幕戦に、4-3-3の右FWとしてスタメン出場した。

 先に得点を奪ったのはレアル・マドリードだった。エンバペ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウスが絡み、最後はロドリゴのシュートでゴールネットを揺らした。しかし、この失点にもマジョルカは闘志を失うことなく、粘り強く、献身的な戦いを続け、相手ゴールにも迫った。その中でスタジアムが大きく沸いたシーンが、前半42分にあった。

 チャンスを作り出したのは、浅野だった。右サイドの位置から中央裏のスペースへ向けて自慢のスピードを活かしながら斜めにフリーランニング。そこに送られたパスがやや弱く、一気に抜け出すことはできなかったが、それでも先にボールに触った浅野は、ブラジル代表DFエデル・ミリトンのプレスを左手で防いで前を向くと、すぐさまフランス代表DFフェルランド・メンディ相手にドリブルで仕掛け、縦に突破した後に左足で中央へ。GKティボー・クルトワが弾いたところにFWベダト・ムリキが詰め、“あわや1点”というシーンを作り出した。

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