通算15度目の欧州王者に輝いたレアル・マドリードが、2024-25シーズンのホーム用ユニフォームを発表し、その洗練されたデザインが評判になっている。
スペインの首都マドリードを本拠地に1902年に創立したレアル・マドリードは、銀河系軍団とも呼ばれたように各国のスター選手がプレーした中で数々のタイトルを獲得し、FIFAから20世紀世界最高のクラブにも認定された。そして愛称「エル・ブランコ」の言葉通り、いつの時代もホーム用ユニフォームは「白」と決まっている。ただ、近年は「白」をベースにしながらも、サプライヤーのアディダスの3本ラインを「紺」や「水色」「ピンク」「金」などで変化をつけており、今季は「紺×金」ラインが採用された。
だが、欧州王者に返り咲いて迎える来季の新ユニフォームは「白」を追求し、際立たせるために「黒」ラインが採用された。全体に千鳥格子のようなチェック柄が薄く施されているが、原点回帰と言える実にシンプルな一着。クラブは「純粋でミニマリストなニューデザインは、象徴的な白を際立たせることにより、クラブの起源を思い起こさせる。サッカー史上最も偉大な選手たちが誇らしげにまとってきたカラー」と説明している。