クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を決めたホルシュタイン・キールがシーズン終了セレモニーを実施し、祝福ムードの中で披露された町野修斗のマイクパフォーマンスが話題をさらった。
現在24歳の町野は、湘南ベルマーレでブレイクを果たして2022年のワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバーに選ばれた後、2023年夏にさらなる飛躍を目指してドイツ2部のキールへ完全移籍した。
海外初挑戦となった町野は、開幕から様々な役回りを遂行しながらリーグ戦31試合に出場して5得点4アシストをマークして、チームの2位フィニッシュに貢献。自らドイツ1部への道を切り拓くとともに、クラブの歴史に名を刻む1部昇格メンバーの一員に。そして、チームメイト、そして地元ファンからも愛される存在になった。
その“証”でもあった。クラブ公式エックス(旧ツイッター)がセレモニーの様子を動画で公開すると、そこに映る町野は、クラブのタオルマフラーを頭に巻き、日の丸の日本国旗を腰に巻いた“お祭り姿”で参加しており、そしてマイクを握って1人、ステージの中央へ向かうと、大声での「ホルシュタイン・キール!」のコール&レスポンス。途中、ジョークを交えてファンの笑いを誘いながら、チームメイト、そして地元ファンを大いに沸かせていた。