J1のFC東京は2023年10月1日で設立25周年を迎える。それを記念したユニフォーム着用やイベント実施、グッズ販売などを行なっている中、クラブOBのブラジル人ルーカスから日本語での動画メッセージが届き、話題を呼んでいる。
ブラジル・サンパウロ州出身のルーカスは、1979年1月3日生まれの現在44歳。2004年に25歳で来日すると、FC東京やガンバ大阪で通算10年間プレーし、公式戦通算359試合出場127得点をマークした。
この実績からJリーグ歴代屈指の優良助っ人と言われるが、そのプレーとともに当時から注目されていたのが、優れた語学力だった。来日後、早々に日本語をマスター。日本人選手との意思疎通には全く問題なく、試合後のインタビューも日本語で答え、ブラジル人選手の通訳も買って出た。
そして今回、FC東京の創設25周年のお祝いのメッセージでも、ルーカスは流暢な日本語を披露した。「みなさん、お元気ですか?ルーカスです!久しぶりです!」と笑顔を浮かべながら深々と頭を下げると、さらに「私の一番思い出は、2012年の天皇杯優勝が本当に嬉しかった!」と語り、「この先もたくさんタイトルを獲ってください!これからも応援しています!」とエールを送っている。