これぞ、まさに王の風格だ。パリ・サンジェルマンについにリオネル・メッシが合流すると、1時間足らずで70万件以上の「いいね!」が寄せられ、別次元の人気ぶりを証明している。
キング・イズ・バック。パリ・サンジェルマンに王様が帰ってきた。いや、王となって帰還したと言った方がいいかもしれない。
論争に終止符を打った、と言われる。長年、世界トップを争ってきたメッシとクリスティアーノ・ロナウドだが、ついに白黒ついたと世界中が見る。メッシがついに、ワールドカップを制したのだ
カタールワールドカップで、メッシは伝説になった。バルセロナではUEFAチャンピオンズリーグを制するなど、多くのタイトルを手にしてきた。だが、アルゼンチン代表では、2014年のブラジルW杯で延長戦の末に決勝で敗れるなど、一番欲しいトロフィーにあと少しで手が届かなかった。
歴史を自ら塗り替えた。リーダーとしてチームをけん引し、ゴールという結果も残した。決勝でも3ゴールすべてに絡んだ。W杯史上初となる2度目の大会MVP獲得も当然の働きぶりだった。失意のうちに大会を去ったC・ロナウドとの比較どころか、史上最高のフットボーラーとする声が出てくるのも当然だろう。
プレーのみならず、その人気ぶりも別格だ。自身のインスタグラム公式アカウントは、フォロワー数が4億人を超えた。
さらに1月4日、パリ・サンジェルマンがメッシの合流を動画で報告すると、40分ほどで寄せられた「いいね!」の数は50万件を突破。1分に1万件以上のハイペースで、世界中から称賛が寄せられているのだ。