カタールワールドカップ・グループE第3戦、日本代表対スペイン代表が日本時間12月2日4時にキックオフする。決勝トーナメント進出がかかるグループ最終戦でのスペインはどのような布陣で来るだろうか。
■ガビはスタメン回避か?
スペインのフォーメーションは、過去2戦と同じく4−3−3のはずだ。まずGKには守護神のウナイ・シモン。2試合にスタメン出場し、ここまで1失点のみ。東京五輪でも全試合でゴールマウスを守った同選手に日本は、リベンジを果たしたいところだ。
CBにはパウ・トーレスとアイメリック・ラポルテか。第1戦、第2戦とラポルテの相方は本職がMFのロドリが務めていたが、スペインメディア『マルカ』によれば、日本戦を前に別メニュー調整となっている。そのため、決勝トーナメントを前にしたこの試合では本職CBに戻すかもしれない。
左サイドバックは、ここまで2戦で3アシストを記録しているジョルディ・アルバがそのまま先発の座を守るはずだ。積極果敢な攻撃参加をいかに抑えられるかがポイントになってくる。
右サイドバックには、第2戦のドイツ代表戦で先発したダニエル・カルバハルか。第1戦のコスタリカ代表戦で先発したセサル・アスピリクエタも起用される可能性があり、日本の左サイドを抑えるためにルイス・エンリケ監督が選ぶ選手が気になる。
中盤にはベテランと若手が並ぶ。アンカーにはコケ、インサイドハーフには20歳のペドリとカルロス・ソレールを予想した。本来であれば、アンカーにセルヒオ・ブスケツが入るが、『マルカ』は、決勝トーナメントを見据えてイエローカードを1枚受けているブスケツの累積による出場停止を防ぐため、日本戦では同選手を温存する可能性があると伝えている。
さらに同メディアはガビが2日連続で全体練習から外れていると報道。日本戦を欠場する見込みであることを伝えている。