ドイツ代表がカタールワールドカップへの出場権を世界最速で獲得した。FIFAワールドカップカタール2022欧州予選グループJ、北マケドニア代表対ドイツ代表が現地時間10月11日に行われた。アウェイのドイツが4−0の勝利を収めた。この結果、ドイツが2試合を残してワールドカップ出場権を世界最速で獲得した。18大会連続20回目の出場となった。
■北マケドニアにリベンジ成功
ドイツは今年4月1日に第3節で北マケドニアをホームに迎えた。だが、まさかの1−2の敗戦を喫した。ドイツとしてはアウェイでの一戦でリベンジを達成し、ワールドカップ予選突破を決めたいところだった。
前半は両チームゴールがなく、0−0のスコアレスで折り返す。ホームでの悪夢が頭をよぎるが、その不安を22歳のMFが払拭した。50分、トーマス・ミュラーの横パスを受けたカイ・ハフェルツがゴールに流し込み先制に成功。続く70分、またもミュラーからのダイレクトパスからティモ・ヴェルナーが決め、ドイツがリードを2点に広げた。
勢いに乗るドイツは73分にヴェルナーがこの日2点目。さらに83分には18歳MFジャマル・ムシアラがゴールネットを揺らしダメ押し。試合はこのまま終了し、ドイツが4−0の勝利を収めた。この瞬間ドイツが世界最速でワールドカップ出場権を獲得した。