■カンテラ時代は久保とともにプレー

 ギニアビサウ共和国で生まれたファティは、父親の影響で幼少期のほとんどをスペインで過ごす。2013年にバルセロナのカンテラ(下部組織)に加入となった。当時カンテラに在籍していた日本代表MF久保建英とともにプレーしていた。そして、若くして期待されていたファティは2019年7月にプロ契約を締結した。

 同年8月にトップチームデビューを果たし、16歳298日のデビューはクラブ史上2番目の若さである。そして、同月に行われたラ・リーガ第3節のオサスナ戦で初ゴール。16歳304日でのゴールはクラブ史上最年少記録となった。その後も活躍したファティは数々の記録を樹立。すでにA代表としてもプレーしていて、期待以上の活躍となっていた。

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