イングランド代表の新ユニフォームが発表された。ファンからは、おおむね好評を博しているようだ。
フットボールの母国が、復活を果たそうとしている。1966年の自国開催のワールドカップで初優勝を飾り、プレミアリーグは世界最高のリーグとして知られてきたが、2000年代までの代表チームは元気がなかった。だが、2018年のワールドカップ・ロシア大会で4位に入ると、2021年に開催された欧州選手権(EURO)では準優勝。2022年のワールドカップ・カタール大会でもベスト8へと進出し、今夏に行われるEURO2024では初優勝は現実的な目標になっている。
昨夏にスペインの名門レアル・マドリードへと移籍し、すぐさま結果を出している20歳のアタッカー、ジュード・ベリンガムやマンチェスター・シティのフィル・フォーデンら若きタレントがそろう。スリーライオンズは、新たな輝きを放とうとしている。
そうしたチームにふさわしい戦闘服が完成した。EURO2024でも着用される新ユニフォームが発表されたのだ。
ホーム用のユニフォームは、新しいがどこか懐かしさを感じさせる。目新しさを感じさせるのは、襟のデザインかもしれない。V字型のネックに見えるが、よく見ると半分に折られている。
懐かしさを感じさせるのは、全体のデザインか。白が落ち着いた印象と、イングランド代表らしさを醸し出している。