「湘南→新潟の福田晃斗」,「遠藤保仁のJ2」,「横浜Mの高丘陽平とE・ジュニオ」…2020年のJリーグ“突然の移籍劇”背景の画像
左から、福田晃斗、E・ジュニオ、高丘陽平 撮影:中地拓也

 コロナ禍でイレギュラーな事態が続く今年のJリーグ。降格なしのというレギュレーションや、突然の試合中止、過密日程にチームの活動停止など、昨年までは考えられなかった事態が続いている。

 そういう事情から、サポーターも寝耳に水の“電撃移籍”も数多くあった。注目の移籍をいくつか振り返ろう。

 まずは、SNS上でも驚きの声が絶えなかったJ1横浜MとJ1鳥栖のGKのトレードだ。10月23日、サガン鳥栖が正GK高丘陽平が横浜Mに完全移籍すると発表。それまでJ1で16試合に出場していた守護神の、シーズン終盤での移籍はサッカー関係者を驚かせた。高丘はクラブを通じて、「このタイミングでの移籍ということもあり、熟考の末に決断」したというが、この時期のオファーに本人も驚いたのではないだろうか。

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