道渕はベガルタ仙台の下部組織出身だ。ジュニアユース、ユースと昇格したものの、高校卒業とともに明治大学に進学。大学サッカーでは、中心選手としてチームをけん引し、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントと関東大学サッカーリーグの優勝を果たした。

 そして2017年にJ1甲府に入団すると、ルーキーながら4試合に出場。翌年のJ2では、27試合に出場した。その活躍によって、古巣・仙台がオファー。2019年から再び杜の都でプレーすることとなった。

 2019年は、右サイドでの起用が多く、25試合出場5得点を記録。強力なミドルシュートを決めるなど、インパクトのあるゴールをサポーターに見せつけた。その活躍もあって、今年頭に行われたクラブの「2020ユニフォーム総選挙」では見事に3位という結果に。クエンカ、主将シマオ・マテに次ぐ3番目のユニフォーム売り上げを達成した。

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