
J1リーグ第23節 浦和レッズ―べガルタ仙台
10月18日(日)|16:00 埼玉スタジアム2002
内容では“今季のベストゲーム”とされた柏戦を「悔しい時間を過ごした」と表現した大槻毅監督。
内容とは裏腹に結果は1-1で引き分けたが、「目に見える形で出るように次の試合もトライしたい」と意気込みを語る。
浦和はここまでホーム4連敗。5連敗を阻止するためにも、仙台を叩くしかない。
一方の仙台は、ここまで12戦未勝利と非常に厳しい状況だ。特にビルドアップに難を抱えており、厚みのある攻撃や意図した攻撃を繰り出せる時間が非常に少ない。そのため左SBパラ、FWゲデス、MF道渕諒平など、個人の力に大きな比重を占める。
過去の成績でいえば、浦和はホームで仙台に対し13勝4分0敗と無敗かつ非常に高い勝率を誇る。浦和はその過去をそのまま生かせるか、仙台としては負のジンクスを断ち切れるか。
■浦和レッズ
9位 勝ち点34 10勝9敗4分 得点28、失点37、得失点差-9
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
△A柏 1-1
○A鳥栖 1-0
●H名古屋 0-1
●HF東京 0-1
●H横浜C 0-2
【通算対戦成績】
通算 32試合・19勝10分3負
ホーム 17試合・13勝 4分0負
アウェイ 15試合・ 6勝 6分3負
【直近対戦成績】
2020年 7月 8日 J1第 3節 A2○1
2020年 2月16日 ルヴァン予選(1) H5○2
2019年 7月 6日 J1第18節 H1○0
2019年 2月23日 J1第 1節 A0△0
2018年12月 9日 天皇杯決勝 H1○0
【今節のみどころ】
ここ数試合、攻守のバランスと連動が向上する中で、12戦未勝利の仙台との試合は絶対に落とせない。今季はルヴァンカップも含め2度対戦しているが、いずれも勝利を収めている。
とはいえ油断は禁物。大槻毅監督は仙台について「ケガ人が多く、苦労しているようだが、ここ数試合、時間帯によってパワーを持って局面を引き寄せている。試合開始と、試合途中でチームの顔が変わる印象。また相手の長所を消してくる」と警戒している。
浦和は現在、ホームで4連敗中。なんとしてでも5連敗を阻止したい。
注目は前節、同点弾を決めたFW興梠慎三。浦和加入後、対仙台戦で15試合16得点と“ベガルタキラー”の異名を持つ。背番号30の得点が期待される。